新築後初めての塗り替えを検討される方へ
新築時の外壁や屋根は、あまり質が高いものを使わないのが一般的です。また、外壁塗装の全工程が吹き付けによって行われていることが多く、塗膜が薄い部分ができる傾向があります。
そのため、新築後初めての塗り替え工事は、なるべく早めに行うことをお勧めします。
具体的に何年目が良いのかということは「新築時にどの程度の塗装が行われているか」そして「現状がどうなっているか」によります。
塗り替え時期の目安
建物の塗装は平均8年~15年の寿命と言われております。 塗り替えのサインは様々ですが、以下の症状は早急に対応が必要です。
高麗塗装工業では、『ウレタン』や『アクリル』はお客様からの指示がない限り扱いません。なぜなら、ウレタンと同等の費用でシリコン塗料がご提供できるからです。 また、同じシリコン塗料でも、シリコン含有量の違いにより数種類に分けられます。シリコン含有量が多いほど、性能はよくなり、値段も高くなります。
屋根素材は大きく分けて3種類あります。
屋根は毎日陽にさらされており、傷みやすい場所です。傷んだ部分には、汚れ溜まったり、苔が生えたりしやすくなります。早めの対処が必要です。
モルタル
「砂(細骨材)とセメントと水を練り混ぜてつくった材料で施工した、 外壁のことです。実は、モルタル自体の 防水性能は低く、塗装が防水の役割をしています。塗装が劣化してくると、徐々に水分を吸収していき、様々な建物の劣化を招いていきます。(拭きつけ・ゆず肌・リシン・スタッコ)といった主に4種類があります。
サイディング
板状のパネル壁材で、窯業系・金属系・合成樹脂形などの種類があります。 施工に手間がかからず工期が短く、コストが安いなどの理由から、ハウスメーカー等の 標準仕様になり、多くの住宅で使用されています。
タイル
耐用年数が長い仕上げ材として外壁や床、内壁などに古くから使われています。
素材は吸水の少ない磁器質やセッ器質のものが多く使われています。
板ばり
素材はひのき・ひば・松・杉・ラワンなどが使われます。
しかし最近では防火上の法的規制の問題があるのと施工性がよく安価なサイディングの出現であまり使用されなくなってきました。
トタン
鉄板に亜鉛メッキや塗装をほどこした金属系の製品。価格は安いですが、耐候性・耐久性は低いので、数年に1度は塗り替えが必要になります。
また、ステンレスやガルバリウム鋼板などの耐候性の高い物もあります。
ALC
軽量気泡コンクリートのパネル外壁。 コンクリートに比べ約1/4程度の重量で軽量。 パネルの内部に無数の気泡があり、断熱性に優れています。